【サンフランシスコ=藤えりか】アシアナ航空機が米サンフランシスコ国際空港で着陸に失敗した事故で、米国家運輸安全委員会(NTSB)は10日、機長らは客室乗務員から避難指示を仰がれてから約90秒間、避難指示を保留していたことを明らかにした。結果的にはその後の迅速な脱出誘導で最悪の事態は免れた。
NTSBのデボラ・ハースマン委員長が、乗員12人中6人から聞き取った結果として、記者会見で説明した。2度の衝撃が機体を襲った後、前方に座っていた乗務員のチーフが別の乗務員に「避難すべきか聞いてくるように」と命じ、操縦室に行かせた。管制塔と緊急連絡を取っていた操縦士は、避難は待つよう指示。チーフは乗客に機内放送で待機案内を出した。
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朝日新聞国際報道部