【ジュネーブ=前川浩之】パリ近郊のブレティニシュールオルジュ駅付近で12日午後5時15分(日本時間13日午前0時15分)ごろに起きた列車の脱線事故で、死者は少なくとも6人、負傷者は約30人となった。AFP通信などが伝えた。
日本外務省によると、今のところ日本人が巻き込まれたとの情報はないといい、確認を続けている。
フランス国鉄の発表によると、脱線したのはパリ・オステルリッツ駅発中部リモージュ行きの急行列車。385人が乗っていた。始発駅を出発した約20分後、現場の駅付近で4両が脱線。一部の車両は横倒しになって大破し、大勢の乗客が閉じ込められた。
この駅は通過する予定で、AFP通信によると通常は時速150キロ程度で走り抜けるという。
フランスのメディアは事故原因として、レールのゆがみや、古い車両が多い急行の連結部分、ポイントの不具合などの可能性を伝えており、テロの可能性はないとみられる。
フランスは、多くの市民が鉄道で旅行する夏のバカンスシーズンに入ったばかり。オランド大統領は同日、事故現場を訪れ、犠牲者の家族や負傷者への全面支援を表明。司法当局や運輸省などが調査を始めたことを明らかにした。
※Twitterのサービスが混み合っている時など、ツイートが表示されない場合もあります。
朝日新聞国際報道部