【ロンドン=伊東和貴】ロンドンのヒースロー空港で12日に起きたエチオピア航空のボーイング787型機の出火事故について、英航空事故調査委員会(AAIB)は13日夜、大事故につながりかねない「重大インシデントだった」と認定する一方、「現時点で(バッテリーと出火の)直接の因果関係を示す証拠はない」との見方を示した。
B787はバッテリーを巡るトラブルが相次ぎ、1月から約3カ月間、運航を停止している。AAIBはプレスリリースで「機体後部の上の部分が熱によって広範囲に損傷した。複雑な部分であり、初期調査には数日かかるだろう」と指摘。その上で「熱で損傷した部位とバッテリーの収納部分は明らかに離れている」とした。日米で1月に発火・発煙した787型機のバッテリーは、機体前部と中央の機体下にある電気室に一つずつ収納されている。
※Twitterのサービスが混み合っている時など、ツイートが表示されない場合もあります。
朝日新聞国際報道部