【ソウル=中野晃】パンダのいない韓国に、中国が中韓首脳会談をきっかけにパンダを贈る案が浮上したものの、費用の問題などで断念したことが、韓国政府関係者の話でわかった。代わりに中国からはトキ2羽が贈られることになった。
韓国政府関係者によると6月末の中韓首脳会談に向けた準備段階で、中国側からパンダを贈る案が打診された。韓国政府内で検討したが、パンダ舎の新設や飼育費などの試算で膨大な費用がかかることが判明。飼育そのものが難しいと判断され、大統領府で「この案は推進しない」と決めた。
代わりに、中韓政府間で以前から議論していたトキの保護での協力が浮上。27日の朴槿恵(パククネ)大統領と習近平(シーチンピン)・国家主席の首脳会談にあわせて了解覚書(MOU)が結ばれた。韓国環境省によれば、韓国には現在27羽のトキがおり、新たな2羽は年内にも来る見通しだ。
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朝日新聞国際報道部