オバマ米大統領は16日、ホワイトハウスでチベット仏教最高指導者のダライ・ラマ14世と会談した。中国外務省はただちに「強い憤りと断固たる反対」を表明。中国の反対を押し切って会談に踏み切ったことで、米中関係への影響は必至だ。
両者の会談は、昨年2月に続いて2回目。会談は前回と同様、私的な会合などに使う「マップルーム」で約45分間、完全非公開で行われた。
カーニー大統領報道官の声明によると、オバマ氏はチベット固有の宗教や文化の保護への強い支持を表明し、人権擁護の重要性も強調。中国側との直接対話による問題解決を促した。ダライ・ラマは「チベットの独立は求めない」としたうえで、中国側との対話の早期再開に期待感を示した。