【ブリュッセル=野島淳】オランダで昨年10月、ピカソやモネなど計7点の絵画が盗まれた事件で、逮捕されたルーマニア人容疑者のうちの1人の母親が、証拠隠滅のために絵画を燃やした可能性があることがわかった。ルーマニアの通信社などが16日、伝えた。
母親は捜査当局に対し、息子が今年1月に逮捕された後、「事件の重大さに怖くなった」といい、絵画をストーブで燃やしたと証言したという。ルーマニアの美術館などが灰を鑑定し、証言が本当かどうか確かめている。
事件はオランダ・ロッテルダムのクンストハル美術館で発生。未明に侵入した犯人が短時間で計7点の絵画を一度に持ち出した。ピカソの「アルルカンの頭部」やモネの「ウォータールー橋」など名画が含まれ、数百万ユーロ(数億円)の価値があるとみられていた。
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朝日新聞国際報道部