【カイロ=北川学】エジプトのマンスール暫定大統領は16日夜、同日発足した暫定内閣の閣僚を大統領府に集めて初閣議を開いた。マンスール氏は、ムルシ前政権下で悪化した経済の回復や治安向上などを優先課題として挙げ、閣僚に協力を求めた。国営中東通信が伝えた。
一方、クーデターで排除されたムルシ前大統領の出身母体であるイスラム政治組織「ムスリム同胞団」の報道担当者は16日夜、ロイター通信に「暫定政権は違法だ。首相も閣僚も誰ひとりとして正統性はなく、認めるわけにはいかない」と述べ、暫定政権の発足に強く反発した。
ムルシ氏の支持者ら数万人は、16日夜もカイロ郊外ナスルシティーに集まり、抗議デモを続けた。支持者らは17日、軍に軟禁されているムルシ氏の解放を求める全国規模のデモを予定している。
※Twitterのサービスが混み合っている時など、ツイートが表示されない場合もあります。
朝日新聞国際報道部