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【ニューヨーク=中井大助】ニューヨーク市の少年少女合唱団「ヤング・ピープルズ・コーラス・オブ・ニューヨークシティ(YPC)」が7〜8月に来日公演をする。東日本大震災の復興支援のため、被災地でのコンサートや収益の寄付も予定しており、「ニューヨークから勇気と夢を伝えたい」と意気込んでいる。
YPCは1988年、「人種や宗教、貧富に関係なく子供が集まって歌えるコーラス」を目指して設立された。約1200人の子供たちが参加し、国内外で高い評価を受けている。
海外公演もしばしば行っているが、世界合唱シンポジウムの米国代表などとしても訪れた日本は、特に思い入れが強い。YPCの創設者で音楽監督のフランシスコ・ヌネスさんは「日本の合唱のレベルの高さはいつも刺激となっている。日本の皆さんに恩返しをしたい」と語る。
来日ツアーでは複数の日本の子供の合唱団と共演するほか、収益の一部は復興に寄付する。震災の復興支援ソング「花は咲く」や「ふるさと」なども日本語で披露する予定。元米ソニー副社長で、現在はYPC理事を務める小野山弘子さんが、練習で歌詞の意味や津波の被災状況を子供たちに説明してきた。
YPCは7月29日に東京の新宿文化センターでコンサートを開くほか、松江、広島、仙台、盛岡、山梨県北杜の各市で公演する。新宿公演は前売り3千円、当日4千円。問い合わせはメール(ypc2013tokyo@gmail.com)、または電話(03・6272・3008)で。
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朝日新聞国際報道部