【ロンドン=伊東和貴】ロンドンの空港でエチオピア航空のボーイング787型機が出火した事故で、英航空事故調査委員会(AAIB)は18日、航空機用救命無線機(ELT)のバッテリーが原因だった可能性があるとする中間報告を発表し、ELTの使用停止を勧告した。米ボーイング社は同日、勧告を受け入れるとの声明を発表した。
ELTは墜落時に位置を知らせる信号を発信する装置で、AAIBは、787型機に搭載された米ハネウェル社のELTを使用停止にするよう、米連邦航空局(FAA)に勧告した。
ELTは機体後方の上部にあり、今回の事故ではこの部分が広範に焼け焦げた。報告書は、ELTの二酸化マンガンリチウムバッテリーが異常をきたした兆候が複数あると指摘。バッテリー内部からの放電か電気ショートによるものかは不明だとした。ハネウェルのELTは約6千個製造され、様々な種類の航空機で使われているという。
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朝日新聞国際報道部