|
【北京=奥寺淳】20日午後6時25分ごろ、中国・北京の首都空港第3ターミナルの2階、国際線到着出口付近で大きな爆発音があった。国営新華社通信などが伝えた。ロビーは白い煙か粉のようなものが立ちこめ、乗客が逃げまどう写真などが配信されている。
新華社などによると、車いすに乗った山東省出身の男が宣伝ビラのようなものを配ろうとしたところ、阻止されたため自分でつくった爆発物を左手に持ち、バンザイのような形で周囲に見せた後に爆発したとみられる。男はその場で取り押さえられた。この男が腕にけがをしたが、周囲の乗客にけがはなく、飛行機の運航にも影響は出ていない。
中国メディアによると、この男は2005年、出稼ぎ先の広東省東莞でバイクで客を運ぶ仕事をしていたが、治安当局者に殴られ障害が残ったという。その後も陳情を繰り返したが聞き入れられず、ブログでも不満を書き記していた。この日も、外国人が多い北京空港の国際線到着口で自身の窮状を訴えようとした可能性がある。
※Twitterのサービスが混み合っている時など、ツイートが表示されない場合もあります。
朝日新聞国際報道部