【カイロ=北川学】エジプト全土で19日から20日未明にかけて、軍のクーデターで排除されたムルシ前大統領の復権を求める大規模なデモがあった。AFP通信は医療関係者の話として、北部マンスーラで3人が死亡、7人が負傷したと伝えた。
同通信によると、軟禁されているムルシ氏の解放を求める数千人のデモ隊がマンスーラの通りを歩いていたところ、暴漢が散弾銃や刃物などで襲撃したという。死亡した全員が女性だった。
一方、国営中東通信によると、シナイ半島北部のアリーシュで19日、迫撃砲弾が民家を直撃して民間人2人が死亡した。武装勢力が軍の検問所を狙って発射した砲弾だったらしい。シナイ半島ではクーデターが起きた3日以降、武装勢力による軍や治安部隊への攻撃が頻発している。
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朝日新聞国際報道部