【カイロ=杉山正】クーデターによってムルシ前政権が崩壊したエジプトで、マンスール暫定大統領は専門家による憲法改正委員会を21日に設置する大統領令を出した。憲法を改正した上で、来年にも議会選と大統領選を行うとしている。AFP通信などが伝えた。
委員会は大学教授4人と裁判官6人で構成。30日以内に改正案をまとめ、宗教界や政界などの代表50人が最終案を作る。年内にも国民投票を実施するという。
ムルシ政権下の憲法は昨年、世俗・リベラル派などの野党勢力が反発する中、イスラム主義者が主導して作られ、国民投票で承認された。今月3日、軍が停止している。エジプトでは、反ムルシ派と支持派による大規模なデモが続いている。支持派は憲法停止自体を認めておらず、さらに反発を強める可能性がある。
※Twitterのサービスが混み合っている時など、ツイートが表示されない場合もあります。
朝日新聞国際報道部