シリアのマクデシ外務報道官は23日の記者会見で、「大量破壊兵器は適切に保管、管理している」と述べ、化学兵器の保有を事実上認めた。その上で「(反体制派との状況が)この先どうなったとしても、国内では絶対に使わない」と強調。「使うのは外敵に対してだけだ」とした。
シリアは化学兵器禁止条約に署名しておらず、その実態は明らかになっていないが、1970年代から開発を進めていたとされる。シリア高官が公的な場で言及するのは極めて異例だ。
米国などは「政権側が化学兵器を反体制派弾圧に使う可能性がある」と指摘。反体制派も「政権軍が化学兵器の保管場所を移した」「軍兵士にガスマスクが配られた」と主張している。