【モスクワ=駒木明義】米政府による情報収集活動を暴露した米中央情報局(CIA)元職員のエドワード・スノーデン容疑者(31)が24日、滞在中のモスクワ・シェレメチェボ空港で弁護士と面会し、ロシアへの政治亡命が認められれば、ロシアに長期的にとどまりたいとの意向を伝えた。
まとめページはこちらスノーデン元職員は当初、受け入れを表明している中南米諸国に向かうまでの一時的亡命をロシアに求めていた。しかし、元職員を支援しているロシアの弁護士のクチェレナ氏は24日の面会後、国営テレビに対して「彼の最終目的地は、現時点ではロシアだ」と述べた。ロシアの言葉や文化を勉強することへの意欲も示しているという。
クチェレナ氏はこの日、元職員に着替えとピザのほか、ドストエフスキーの「罪と罰」を差し入れたという。「理想」のために罪を犯した主人公の姿に触れて欲しかったようだ。
元職員は香港から到着した先月23日から1カ月間にわたって空港のトランジット(乗り継ぎ)ゾーンで暮らしている。ロシア政府が亡命を認めるかどうかを決定するまでの間もロシアに滞在できるが、クチェレナ氏によると書類が整っておらず、元職員は入国できないという。
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朝日新聞国際報道部