【カイロ=川上泰徳】エジプトで26日から軍支持派とムルシ前大統領支持派のそれぞれのデモが続き、北部アレクサンドリアでは双方のデモ隊の衝突で5人が死亡し、91人が負傷した。エジプト全土での負傷者は215人となった。国営中東通信が伝えた。双方のデモは27日未明(日本時間同日朝)も続いている。
カタールの衛星放送アルジャジーラによると、アレクサンドリアではムルシ支持者が集まっているモスク(イスラム礼拝所)を武装集団が取り囲んで銃撃するなどして、死傷者が増えたという。
中東通信によると、26日に軍総司令官のシーシ国防相・副首相が国民に呼びかけた「反テロ・反暴力」のデモに全土で2900万人が参加したと内務省が発表した。
一方、ムルシ前大統領の出身組織のムスリム同胞団もカイロ郊外のナスルシティーやアレクサンドリアなど全国で「軍クーデター反対」の大規模デモを呼びかけ、対抗している。
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朝日新聞国際報道部