ソマリアなど、「アフリカの角」と呼ばれる東アフリカ地域の飢饉(ききん)について、国連は29日、総額24.8億ドル(約1900億円)の緊急支援が即座に必要だと発表した。ソマリア南部では米国際開発局(USAID)の推定で、1日最大2500人が餓死している。
国連人道問題調整事務所(OCHA)が28日現在の必要額をまとめた。事態の悪化に伴い、必要額の見積もりを約4億ドル増やした。約42%の約10億ドルをこれまでに確保したが、まだ約14億ドル足りないという。
ソマリアからは1日あたり約1300人が隣国ケニアに、数百人がエチオピアに逃れ続けており、受け入れ国の食糧事情も悪化。ジブチも含めた周辺4カ国全体で、計1240万人が生命の危機に直面している。(ジュネーブ=前川浩之)