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【カイロ=川上泰徳】治安部隊の銃撃で、ムルシ前大統領支持派デモ隊の少なくとも75人が死亡したカイロ郊外の通りは、デモ隊が28日も占拠を続けた。暫定政府は48時間の期限を設け、29日未明までに強制排除に乗り出すと警告しているが、強行すれば惨事が繰り返されかねない。一方、調停の動きも出ている。
■ムルシ派集結「死を恐れない」
「軍クーデター反対」「われわれには正当性がある」――。カイロ郊外ナスルシティーの広場にはムルシ前大統領の復帰を求めるビラやポスターがあふれる。多数の死傷者を出した後も、内務省による退去命令を無視して、なお数万人が広場にとどまっている。
6月28日に始まったムルシ派のデモは1カ月になる。人々が泊まったり、昼間の日差しを避けたりするためのテントが連なる。食品や衣料品、雑貨など多くの出店もある。パンや水の配給所や案内所もあり、まるで一つの街のようだ。
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朝日新聞国際報道部