【ワシントン=牧野愛博】米国が極秘としてきた核関連施設を昨年から、日本など同盟国に見せ始めた。オバマ政権が核軍縮に取り組むなか、「核の傘」で米国が同盟国に与える抑止力に不信感を持たれないようにする措置。日本政府は歓迎しているが、米国の核戦略への関与という重い課題も背負うことになる。
複数の日米政府関係者らが明らかにした。2010年2月から始まった、核の傘を巡る政策などを話し合う日米拡大抑止協議の一環として、日本の外務、防衛両省幹部が昨年5月と今年4月、核戦力に関連した米軍基地計3カ所を訪れた。
オファット空軍基地(ネブラスカ州)では、核攻撃目標を決める戦略軍司令部センター▽マルムストローム空軍基地(モンタナ州)では、大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射司令室▽キトサップ海軍基地(ワシントン州)では、核搭載可能なミサイル「トライデント」を装備するオハイオ級戦略原子力潜水艦の内部で、説明を受けた。
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朝日新聞国際報道部