【ワシントン=望月洋嗣、ロンドン=伊東和貴】民間告発サイト「ウィキリークス」に米外交公電などを流したとして、スパイ罪などに問われたマニング米陸軍上等兵に対し、米軍事法廷は30日、19の罪状で有罪とする評決を言い渡した。敵対勢力への支援については無罪とした。
軍事法廷は米メリーランド州のフォート・ミード軍事基地内にあり、量刑は31日に言い渡される予定。米メディアによると、最大で禁錮136年となる可能性もある。マニング上等兵は10の罪状を認めている。動機として、民間人を巻き添えにする米軍の対テロ作戦に幻滅し、世論を喚起する目的だったとしていた。
上等兵は、米外交文書や米軍の報告書、映像など機密情報を含む数十万点を、ウィキリークスに不法に提供したとして、イラクに駐留していた2010年に逮捕された。機密文書は朝日新聞を含む世界のメディアに提供され、米外交の暗部の一部が明らかになった。
※Twitterのサービスが混み合っている時など、ツイートが表示されない場合もあります。
朝日新聞国際報道部