中国湖南省長沙で2、3の両日、在来線の機関士ら数百人が残業代の支払いなどを求めてストライキをした。高速鉄道だけでなく、鉄道省が進める在来線の高速化で現場の負担感が増している可能性がある。
米国の放送局ラジオ・フリー・アジアなどによると、2日に同省株洲機関区の機関士ら約300人がストライキに入り、100人以上が長沙駅の構内に座り込んだ。機関士らは規定を大幅に上回る乗務が課せられているのに、残業代や手当の支給がないとして抗議。「10日以上、帰宅できないこともざらだ」と話したという。中国紙毎日経済新聞(電子版)によると、幹部らが「9月までに解決する」と説得。ストは3日深夜に終結したという。
中国鉄道省は、温州で事故を起こした高速鉄道だけでなく、在来線の高速化も進めてきた。ストの背景には、ダイヤの過密化による現場の負担増があるとみられる。(広州=林望)