ウクライナのチモシェンコ前首相が5日、自身の公判を妨害したとして逮捕された。
国営エネルギー会社が2009年にロシアからガスを輸入する契約を結んだ際、国営会社に契約締結を強制したとして、前首相は職権乱用罪で起訴された。6月に公判が始まったが、前首相は「裁判は政治的だ」として、尋問などに非協力的な態度を取った。検察当局は審理を妨げたとして逮捕状を請求していた。
前首相は、京都議定書に基づいてウクライナが日本と結んだ温室効果ガスの余剰排出枠の売買契約をめぐっても売却代金を不正に流用したとして起訴されている。(モスクワ=関根和弘)