新しいスパイダーマンは、黒人とヒスパニック(中南米系)のハーフだった――。今月、米国の書店などに並んだコミック誌「スパイダーマン」のリメーク版で、素性が明らかにされた。オバマ大統領も、ケニア出身の父と白人の母を持つハーフ。出版元のマーベル社は「現実を反映したかった」としている。
マーベル社によると、新しい主人公の名前はマイルス・モラレス。10代の青年だ。これまで主役だった白人のピーター・パーカーが死亡したことを受け、後継者として登場させた。最新号では、マスクを外し、初めて素顔を見せた。
マーベル社は、スパイダーマンや、キャプテン・アメリカなど長い歴史を誇り、米国のコミック界を代表する数々のヒーローものを扱ってきた。しかし、マンネリを打破するために、2000年から本編は維持しながらも、現代の社会背景を反映したリメーク版を出版してきた。