イランの首都テヘランで開かれていた非同盟諸国首脳会議は31日夜、イランの平和的な核開発の支持を明記した最終文書を採択して閉幕した。国営テレビによると、文書にはイスラエルで収監中のパレスチナ人全員の釈放要求なども盛り込まれている。
焦点だったシリア情勢について国営テレビは何も伝えていない。議長役のアフマディネジャド大統領も言及しておらず、具体的な合意には達しなかったとみられる。
会議に参加したエジプトのムルシ大統領は30日の演説で、シリアのアサド政権を「抑圧的」と批判。シリア反体制派への支持を明確にした。一方でイランはシリアの同盟国としてアサド政権の存続を望んでいる。イランとエジプトの対立が議論に影響を与えた可能性がある。(テヘラン=北川学)