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ミャンマー(当時ビルマ)で民主化運動が高まった1988年当時の学生リーダーで、国外亡命後は国際社会に対して同国の民主化実現を訴えてきた著名な活動家らが1日、ヤンゴン空港に到着した。テインセイン大統領の進める民主化の一環で入国禁止が解除され、帰国が実現した。
約20年ぶりに祖国の土を踏んだのは、モーティーズン氏やトゥンアウンチョー氏ら。一時はタイ国境地帯に拠点を移し、軍事政権と武力闘争を続けてきた全ビルマ学生民主戦線(ABSDF)を率いるなど、軍政にとっては「最大の敵」だった。空港の到着ロビーに姿を現すと、それぞれ右腕を天に突き上げて帰国の喜びを表現。政治犯として刑務所に収容されていた人気コメディアン、ザガナ氏らが出迎えた。集まった数百人の支持者らからも相次いで歓声や拍手が上がった。
モーティーズン氏は空港ビルの外で、集まった市民らに向けて演説し、「大統領の配慮で帰国できた。いま起きている民主化の動きをみなさんと一緒に確認したい」と話した。(ヤンゴン=藤谷健)