中国共産党は1日、党総書記の日常政務を補佐し、取り仕切る党中央弁公庁主任に栗戦書・前貴州省党委書記(62)を充てる人事を発表した。今秋の第18回党大会で総書記に就く習近平(シー・チンピン)国家副主席を支える体制の陣容が、固まり始めた。
中央弁公庁主任は党の中枢ポスト。総書記との密接な立場から政策判断にも一定の影響力を持つ場合がある。温家宝(ウェン・チアパオ)首相(1986〜93年)、曽慶紅・前国家副主席(93〜99年)らが歴任した。
栗氏は83年から2年間、河北省の無極県党委書記を務めた。同じ時期に近くの正定県党委書記だった習氏から信任を得て、習氏の意向で中央弁公庁主任に指名されたとみられる。