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ロシアで初めてのアジア太平洋経済協力会議(APEC)が2日、ウラジオストクで開幕し、高級実務者会合などが始まった。会場があるウラジオストク沖の島は全体が厳重な警備態勢下に置かれ、島民らの出入りにも長い時間がかかっている。
この日は、首脳会議前に議題や採択文書などを調整する高級実務者会合や、APECに加盟する21カ国・地域を代表する大学生ら約100人が、アジア太平洋地域の経済問題を議論する「APEC青年サミット」が始まった。地元沿海地方のミクルシェフスキー知事は会見で「APECがここで開かれたのは、政府指導部が極東や沿海地方の発展を重視しているということだ」と強調した。
会場は、ウラジオストクから東ボスポラス海峡を隔てて数キロ先に浮かぶ面積約100平方キロのルースキー島にある。ソ連時代は軍事施設があり、ロシア人でさえ関係者以外の入域が禁じられた。人口約3千人で、交通手段はフェリーだけだった。