丹羽宇一郎・駐中国大使の公用車から日本国旗を奪った疑いで北京市公安局に拘束された容疑者の男が「車に乗っていたら偶然、日本国旗を見かけ腹が立ってやった」と供述していることがわかった。中国政府関係者が明らかにした。
市公安局は、男が乗っていた安徽省ナンバーの白いBMWとは別に、公用車の行く手を阻むように停車した北京ナンバーの銀色のアウディに乗っていた男女2人についても事情聴取を進めているが、この2人も「(国旗を奪った)男とは面識がなく、現場を通りかかっただけ」と供述しているという。
中国公安当局はこうした供述から、BMWを運転していた男を含め計4人について、事件に計画性はなく、偶発的なものだった、との見方を強めている。