アジア太平洋地域を歴訪中のクリントン米国務長官は3日、ジャカルタでインドネシアのマルティ外相と会談し、領有権をめぐり東南アジア諸国連合(ASEAN)の一部加盟国が中国と対立する南シナ海問題などについて協議した。
クリントン氏は会談後の会見で、南シナ海問題で法的拘束力のある行動規範作成に向けた取り組みを「ASEANとして続けることが重要だ」と述べ、ASEAN内の団結を求めた。また、南シナ海の平和と安定が米国の「国益」だとして、「地域の国々は抑圧や脅迫、武力行使なしで協力して解決すべきだ」と強調し、中国を牽制(けんせい)した。