内部告発サイト「ウィキリークス(WL)」で公開された2005年7月の米外交公電に、シンガポール初代首相で当時顧問相だったリー・クアンユー氏が、同月にクリントン米国務長官(当時上院議員)と会談した際、「イスラム教を『有害な宗教だ』と性格づけた」と記載されていたことがわかった。インターネット上では、シンガポールのイスラム教徒などからリー氏を批判する声が出ており、議論を呼びそうだ。
リー氏は5日、「誤りだ」と否定する声明を発表。イスラム過激派組織に言及したことは認めたが、「シンガポール外務省の会談記録を確認したが、イスラム教を『有害』と述べた記録はない」と説明した。(シンガポール=塚本和人)