逃亡を続けるリビアのカダフィ氏が20日、「いまリビアで起きていることは、北大西洋条約機構(NATO)軍の空爆によって続く茶番だ。空爆は永遠に続かない。体制転換が起きたなどと信じてはならない」と述べ、カダフィ体制の崩壊を否定した。シリアの衛星テレビ局ライが音声の声明として伝えた。
反カダフィ派の国民評議会は、カダフィ氏が今もリビア国内に潜んでいると見ている。カダフィ氏の娘や妻はアルジェリアに出国。三男サアディ氏はニジェールに逃れている。次男セイフルイスラム氏は、カダフィ派軍が立てこもる西部バニワリードで目撃されたとの情報がある。(トリポリ=貫洞欣寛)