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米大手テレビネットワークのフォックス・ニュースが28日、警察とカーチェイスを演じた男が自殺した場面を誤って放送した。視聴率稼ぎを狙っての情報と娯楽を合わせた「インフォテインメント」の過熱化に猛省を促す論調が出ている。
放送されたのは、アリゾナ州フェニックス近郊で28日、自動車を盗んで警察車両に追われた男が、車を飛び出して芝生を走り、銃で自らの頭を撃った映像。フォックスは放送直後に「我々は大変混乱している。非常に申し訳ない」と謝罪。生中継ではなく5秒遅らせた録画放送をしていたが、防ぎきれなかったとした。
米タイム誌電子版は「何が起こるか分からないカーチェイスを放送するのは、視聴者を興奮させるため。『インフォテインメント』に使うべきではない」と非難している。(ロサンゼルス=藤えりか)