高失業率に苦しむ米国で、経済政策の見直しや格差是正を求めるデモが長期化している。ニューヨークで3週間目に突入した1日にはブルックリン橋を埋め尽くし、約700人が逮捕された。デモはフェイスブックなどネットを通じてボストンやロサンゼルスなど全米各地に広がっている。
「ウォール街を占拠せよ」と名乗るグループが9月17日から、米国経済を象徴するウォール街近くの公園で居座りを続けている。大学を卒業してもうまく就職できない現状や、貧富の格差に不満を持つ若者らが入れ代わり立ち代わり参加。警察官との衝突が散発的に起きている。映画監督のマイケル・ムーア氏らが応援に駆けつけるなど注目を集めている。(ニューヨーク=田中光、写真はロイター)