旧ソ連の構成国で、ロシアと対立関係にあるグルジアで1日、国会議員選挙(一院制、定数150、任期4年)があった。野党連合が、サアカシュビリ大統領率いる与党を抑えて第1党となる勢いだ。野党連合はロシアとの関係改善を掲げており、対ロシア関係に変化が生じる可能性もありそうだ。
選挙は小選挙区と比例代表の並立制。中央選挙管理委員会によると、比例区の開票率47%の段階で、富豪イワニシュビリ氏率いる野党連合「グルジアの夢」が得票率54%と与党「統一国民運動」(同41%)に差をつけている。出口調査も野党連合が与党を上回り、イワニシュビリ氏は勝利宣言した。サアカシュビリ氏は「我々は野党になる。国民の選択を尊重する」と敗北を認めた。
大統領任期が残り1年となったサアカシュビリ氏は、大統領の権限を大幅に首相に移す法律を制定ずみ。国会議員選で与党が勝てば、大統領を退いた後、首相に転じるとみられてきた。