米司法省は3日、レーダーやミサイル誘導に活用可能な超小型電子部品をロシア軍や情報機関向けに違法に輸出したとして、米国やロシアで活動していた計11人と二つの法人を起訴した、と発表した。電子部品はロシア国内では生産できておらず、米国の技術を盗む目的だったとしている。
起訴状などによると、活動の中心となっていたのは、ロシア出身で現在は米国籍のアレキサンダー・フィシェンコ容疑者(46)。2008年から現在にかけて、テキサス州の法人について「信号機の製造会社だ」などと偽って電子部品を購入し、米国の規制に反してロシアに輸出していたという。11人のうち8人は連邦捜査局(FBI)が逮捕し、残り3人の行方を追っている。(ニューヨーク=中井大助)