中国雲南省の昭通市彝良(いりょう)県で4日、小学校の校舎と農家2戸が埋まる土砂崩れがあり、巻き込まれた児童18人と住民1人全員の遺体が5日までに見つかったと、国営新華社通信が伝えた。同県付近では先月7日に80人以上が死亡した地震があり、土砂崩れの前日から当日にかけては雨が降っていた。5日には慰問のため、温家宝(ウェンチアパオ)首相が現地入りした。
地元政府によると、土砂崩れは4日午前8時ごろに発生。近くを流れる川をせき止める大規模なものだった。県の消防当局などが救出活動を続けているが、落石があるため作業が滞っているという。
中国では1日から7日まで、建国の記念日を祝う「国慶節」の休暇中だったが、同県内では地震の影響で授業を取りやめた約20日間の遅れを取り戻すため、この日も学校で授業をしていた。(広州=小山謙太郎)