北朝鮮の警備艇や漁船による北方限界線(NLL)の侵犯が、2001年以降で338回に及んでいることが、韓国軍合同参謀本部が与党議員に提出した資料で分かった。韓国哨戒艦沈没事件や大延坪島砲撃があった10年に突出して多くなっている。
セヌリ党の鄭熙秀議員が得た資料によると、北朝鮮は01年から今年9月までの間に、黄海上の軍事境界線にあたるNLLを警備艇で113回、漁船などで225回にわたり侵犯。10年だけで計94回と全体の約3割を占めた。
また、9月12日から25日にかけて北朝鮮の漁船が7回にわたって侵犯を繰り返しており、韓国軍は警戒を強めている。(ソウル=貝瀬秋彦)