シリア北部アレッポで今月初め、反体制側による車両爆弾で数十人が死亡した事件について、国連安全保障理事会は5日、「最も強い言葉でテロ攻撃を非難する」との報道声明を採択した。緊急会合で全会一致だった。
前日の4日、安保理はシリアからトルコに越境した砲撃で住民らが死亡した事態に対しても同様の報道声明を採択している。アサド政権側と反体制派の双方を非難するかたちとなった。
声明は「凶悪な行為による犠牲者の家族とシリア国民に深い同情と心からの哀悼」を表明している。アレッポで3日朝にあった車両爆弾による連続爆破は、国際テロ組織アルカイダと関連する組織が実行を認めており、軍人を中心に50人近くが死亡したとされる。(ニューヨーク=真鍋弘樹)