北朝鮮で、故・金正日(キムジョンイル)総書記の銅像が建てられ、金正恩(キムジョンウン)第1書記が視察した。総書記単独での銅像の建立は初めて。ラヂオプレス(RP)が7日、同日の朝鮮中央放送の報道内容として伝えた。
報道によると、銅像は治安機関の国家安全保衛部に建てられ、正恩氏は「総書記の導きで闘士に育った保衛戦士らに対する信頼の表れだ」と語った。同部幹部は「わが人民が敵の魔の手にかからないよう、不純敵対分子は無慈悲に粉砕すべきだ」と表明したという。
国家安全保衛部は北朝鮮の秘密警察で「敵対分子」の粛正にあたる役割があるとされる。銅像の建立と正恩氏の視察は、保衛部重視の姿勢を示して体制の強化を図る狙いがあるとみられる。(ソウル=中野晃)