シリアの反体制派が、トルコ南部ハタイ県との国境近くにあるシリア政府軍の基地を制圧した。ロイター通信が7日、伝えた。基地に掲げられている反体制派武装組織「自由シリア軍」の旗を確認したという。トルコ側住民も基地内の3階建ての建物に、旗が掲げられるのを目撃したという。
シリア、トルコ国境ではシリアからトルコへの越境砲撃を機に緊張が高まっている。ロイター通信などによると、3日にシリアからの砲撃で5人が死亡したトルコ南東部アクチャカレで7日、再びシリアからとみられる砲弾が着弾。トルコ軍は5日連続で報復攻撃をした。けが人はなかった。
一方、シリア国営放送は7日、同国中部ホムスで6日夜、レバノンから入ってきたとみられる二つの武装集団と政権軍が交戦し、政権軍は武装集団をレバノン側に押し戻したと伝えた。武装集団側に死者が出たとしているが、詳細は報じていない。(ダマスカス=春日芳晃)