内戦状態が続くシリアの首都ダマスカスの警察本部の駐車場で7日夜、大きな爆発があった。自動車に仕掛けられた爆弾が爆発し、地元メディアによると、少なくとも警官1人が死亡、7人が負傷した。犯行声明は出ていない。
朝日新聞記者が取材拠点としているホテルは、警察本部から直線距離で1キロ弱の場所にあり、7日午後7時半ごろ、この爆発とみられる「ドーン」という重い音が響き、その直後、銃撃とみられる複数の発砲音が続いた。国営メディアは「テロリストの攻撃」と報じた。
中東の衛星テレビ局アルジャジーラによると、警察本部での爆発後、ダマスカス中心街の別の政府施設2カ所の近くでも、それぞれ爆発があったと報じているが、詳細は不明。
ダマスカスはアサド政権が掌握しているものの、9月下旬にも政権軍の参謀本部近くで爆発があり、治安要員4人が死亡するなど、爆弾事件が相次いでいる。(ダマスカス=春日芳晃)