9日のポーランド総選挙(下院、定数460)で、与党「市民プラットホーム(PO)」が第1党の座を維持し、トゥスク首相の続投が確実になった。市場重視の経済政策、欧州連合(EU)やロシアとの協調外交といった基本方針は維持される見通しだ。
POは2007年の総選挙、10年の大統領選に続く勝利。首相の安定感が国民の支持を得た。1989年の民主化後、ポーランドで初の政権継続になる。
10日午後の暫定開票結果(開票率99.5%)によると、POの得票率は39.2%。カチンスキ前首相が率いる最大野党の「法と正義(PiS)」の29.9%を上回った。反カトリックなどの過激な政策を掲げた新党「パリコト運動」が10%で第3党の座を得た。