来日中のトニー・ブレア元英首相は14日、朝日新聞のインタビューに応じ、欧州連合(EU)がノーベル平和賞を受賞したことについて「EUは500年の戦争状態を終わらせ、50年の平和をもたらした。大きな偉業だ」と語った。ただ、欧州政府債務問題の現状には「深刻な危機だ。福祉や年金、労働市場などの多くの改革を一気に進める必要がある」と述べ、政治指導者たちの行動を求めた。
アサド政権軍と反体制勢力の間で激しい内戦が続くシリアについては、「死者はすでに4万人に迫るとみられ、現状は断じて受け入れられない」と強調。アサド政権を退陣に追い込み、民主的な統治機構を確立するために、国際社会があらゆる手段を検討すべきだと述べた。