【イスラマバード=中野渉】パキスタンで女性の教育の権利を訴え、武装勢力に銃撃されて意識不明となっているマララ・ユスフザイさん(14)が15日、より高度な治療を受けるため、英国に移送された。
パキスタン政府は声明で、ユスフザイさんの容体は「良好だ」としつつ、「回復のためには、国外で高度で長期的な治療を受ける必要がある」と説明した。移送には、アラブ首長国連邦(UAE)から救急設備を備えた飛行機を借り受けた。
パキスタン軍報道官は14日、容体について「安定しており、ゆっくりと着実に回復している」と述べた。同日には、短時間、試験的に人工呼吸器を外すことに成功していた。