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【北京=香取啓介】中国国営中央テレビによると、シアヌーク前国王の遺体を引き取るため、息子のシハモニ国王とフン・セン首相が15日午後2時44分(日本時間午後3時44分)ごろ、専用機で北京に到着した。中国の楊潔チー(ヤンチエチー、チーは竹かんむりに褫のつくり)外相が出迎えた。3人の仏教僧を伴い、北京市中心部にある前国王の住居に向かった。
シハモニ国王らを乗せた車列は午後6時ごろ、前国王が亡くなった北京医院に入った。簡単な追悼儀式を行ったあと、遺体を引き取りカンボジアに戻る予定。
国営新華社通信によると、これに先立ち、習近平(シーチンピン)国家副主席は、モニク前国王妃を弔問し前国王の遺影に黙祷(もくとう)。「中国共産党、中国政府、中国人民を代表して哀悼の意を表明する。中国の古い友人である前国王は、両国人民の心の中に永遠に生き続けるだろう」と述べた。
中央テレビは、朝から死去のニュースを繰り返し、前国王の住居前や北京医院前などから中継を行うなどした。