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米中関係、今世紀で最も重要 ヒラリー氏が外交論文

2007年10月16日19時53分

 米大統領選の有力な立候補予定者であるヒラリー・クリントン上院議員(民主)は、外交評論誌「フォーリン・アフェアーズ」11・12月号(電子版)で外交論文を発表し、米中関係について「今世紀、世界で最も重要な二国間関係になる」との見方を示した。また、大統領になった場合、就任後60日以内にイラク駐留米軍の撤退を開始する方針を表明した。

 クリントン氏は論文で「米国と中国の価値観や政治システムは非常に異なる」と指摘。通商や人権、宗教の自由、チベット問題などを意見が対立するテーマに挙げながらも、「ともに達成すべきことが多い」との考えを示した。

 北朝鮮の核問題では中国の役割が重要と評価。6者協議の枠組みをもとに「北東アジアの安全保障体制を構築すべきだ」と提唱している。

 アジアでは、インドを「新興勢力として特別な意義がある」と位置づけ、日本についてはテロ対策や気候変動などで協力が必要としている。イランの核問題では「すべての選択肢を残さなければならない」と武力行使も辞さない構えを見せつつ、外交的努力を重視する姿勢を強調している。

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