【カイロ=山尾有紀恵】イスラエル国会(定数120)は16日、解散し、前倒し総選挙を来年1月22日に行うことを決めた。任期満了は来秋だったが、新年度予算案をめぐって連立与党内の調整がつかず、ネタニヤフ首相は解散に踏み切った。
イスラエル紙ハアレツによると、ネタニヤフ氏は解散に先立ち演説し、経済問題や安全保障面での成果を強調。「100日以内に、建国以来最大の安全保障上の挑戦を誰が率いるか国民が決める」と述べ、イランの核開発問題などに立ち向かうリーダーには自らがふさわしいと強調した。
イスラエルの総選挙は完全比例代表制で、任期は4年。現在は27議席を占める右派政党リクードを中心とする右派主導連立政権で、イスラエル各紙の世論調査では、リクードが第1党になるとの結果が出ている。