インド・ハイデラバードで開かれている国連の生物多様性条約第11回締約国会議(COP11)で16日、閣僚級会合が始まった。長浜博行環境相は演説で、生態系保全のために2020年までに取り組む「愛知目標」達成を各国に呼びかけた。また、日本が発展途上国への資金支援を続ける考えも改めて示した。
閣僚級会合は本交渉と並行して最終日の19日まで続き、歩み寄りを探る。日本は前回会合(COP10)の議長国として各国に先立って演説。長浜環境相が「いま求められているのは行動。私たちは愛知目標をあと8年で達成しなければならない」と訴えた。
2年前のCOP10では、当時の菅直人首相が途上国援助(ODA)などから3年間で総額20億ドル(約1600億円)を支援することを強調し、積極姿勢をアピールした。今回は追加支援の表明はなかったが、年間10億円を拠出する「生物多様性日本基金」や他の基金を通じて、従来の方針通り途上国支援を続けることを明らかにした。