【ローマ=石田博士】国家破産の瀬戸際にあるギリシャで18日、緊縮策に抗議して、官民二大労組による24時間ゼネストがあった。アテネの国会前広場では一部の若者が暴徒化して警官隊と衝突、混乱の中で67歳の男性1人が死亡した。地元メディアによると死因は心臓発作だという。
9月末に続くゼネストは、この日から始まる欧州連合(EU)の首脳会合にあわせて設定された。
ギリシャ政府はEUなどの監視の下で財政再建に取り組んでおり、融資を受ける条件として、追加の緊縮策についてEUなどと協議を続けている。だが緊縮策によって景気は落ち込む一方で、失業率は25%を突破した。国民はいらだちを募らせている。