【ウィーン=喜田尚】「亡くなる前に祖父と会いたかった」。北朝鮮の故金正日(キムジョンイル)総書記の孫にあたるキム・ハンソルさん(17)が、留学先のボスニア・ヘルツェゴビナでフィンランドのテレビ局のインタビューに応じた。正日氏らを指して「独裁者」との言葉も使った。
ハンソルさんは正日氏の長男正男(ジョンナム)氏の息子で、昨年から同国南部モスタルのインターナショナルスクールに留学中。平壌生まれでマカオに移り、「米国人とも韓国人とも友達になって好奇心がくすぐられ、自ら留学を決意した」という。
昨年末に死去した正日氏とは会ったことがないとし、「子どものころ、父方の祖父(正日氏)が誰だか知らなかった。両親の会話を聞いてだんだん分かってきた」と説明した。