【トリポリ=北川学】リビア西部バニワリードで20日、暫定政府側の民兵部隊と旧カダフィ政権派の戦闘があり、AFP通信は医療関係者の話として26人が死亡、200人以上が負傷したと伝えた。カダフィ大佐の拘束・殺害から1年。バニワリードには行き場を失ったカダフィ派の残党が逃げ込んだとされる。
地元メディアによると、バニワリードを包囲していた民兵部隊が17日から激しい砲撃を開始。一部は町の中心部から2キロの地点に迫ったという。
一方、リビア政府は20日、旧カダフィ政権の報道官だったムーサ・イブラヒム氏の身柄をバニワリード近郊の町で拘束したと発表した。しかし、「本人」を名乗る人物が同日夜、インターネット上に拘束を否定する声明を発表。情報は混乱している。